
大神神社略歴
鎮座地 愛知県一宮市花池二丁目十五番二十八号
社 格 延喜式内社 旧郷社
祭 神 大物主神 ( おおものぬしのかみ ) (別名 大国主神 (おおくにぬしのかみ))
由 来 大和の大神神社と同じく、大和系(三輪族)の人々が三輪の神を祀った事に始まると いわれています。鎮座地の花池は水が美しく蓮田が多く各所に白蓮が咲き熱田の
庄蓮池といわれ、毎年熱田神宮に奉納する蓮が咲く沼でありました。
奈良時代に国司が赴任して国中の神社を代表として国府宮の”尾張大国霊神社”を尾 張の総社に指定、次いで花池の”大神神社”と”真清田神社”をまとめての「相殿(あい どの)・対の宮」と言うことで「尾張の一の宮」に指定しました。「文徳実録」 「尾張国帳」には従一位大明神とあり三宮明神、三明神( 神宝として珠・鏡・矢と三 種の御証印がありました )と称せられて延長五年 延喜式神明帳には式内社とあり、 勅祭神社でありましたことが判ります。
尾張の国中には、大名神八座・小一二三座ありまして、当時の大名神八座の内の一 座であります。
例祭日 十月十日
御神穂 国内平定・五穀豊穣・安産・縁結び・病気平癒等の守護神
宝 物 木造狛犬 ( 江戸後期(文化12年)作、阿(あ)形(40cm) ・ 吽(うん)形 (45cm) 檜材寄木造 ) ( 一宮市文化財指定 )
神宝刀剱三振
( 両方とも一宮市博物館に保管、現在非公開 )


大神神社 宮司
山田 宮司
稲沢市の稲葉神社と兼任されています。
所 感
沿革由緒より考えれば、推測しがたいほど遠い祖先より引き継がれ、今日に至っております。
私達も又祖先と同じように、私達の産土の大神、私達の守護神、併せて私達の心の拠り所として、或いは私達の共同の資産であり、遺産となるこの神社を、いつまでも大切にお守りして私達の子孫に伝えたいと思います。
大神神社 御朱印について
土曜日・日曜日・祝日・不定期な平日 ( 各曜日とも時間不定期 )に役員さんが社務所に出張られている場合があります。その場合には、その場にて御朱印をお渡しできます。また、大神神社のお札もお求めいただけます。
そのほか御朱印に関することはこちらに記載してあります。
お送りいただく場合には、レターパック、ゆうパック、ゆうパケットなどでお願いします。
ご不便をおかけいたしますが、何卒宜しくお願い致します。
大神神社宮総代
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大神神社 御旅所について
花池大神神社の御旅所があります。 ( 一宮市大和町宮地花池出町地内 )